夏の気温上昇により室温が上がると、パソコン自体の温度も上昇して電気の流れが滞ったり、CPUが故障を防ぐために動作を停止し、突然電源が切れたり、勝手に再起動したり、エラーが頻発したりという現象が起こります。
これがいわゆる「熱暴走」です。そのまま使い続けていると、故障に至ることもあるので注意して下さい。
「熱暴走」の予防策
予防策1「室温を下げる」
室温を下げること。パソコンが熱いと感じたら、扇風機をパソコンの側面などにピンポイントで当てると温度が下がりやすくなります。
予防策2「ファンを掃除する」
パソコンに内蔵されているファンをきれいにすると、換気効率が上がって放熱を助けます。ホコリやゴミが絡みついていると熱を持ちやすくなるので、定期的に掃除をして下さい。
予防策3「パソコンの置き場所を変える」
デスクトップパソコンは置き場所に注意。壁や棚などとは少し間隔を開けて置くと、風通しがよくなります。特にパソコンの通風孔の部分をふさがないように、また陽当たりの良い場所も温度が上がるので避けて下さい。
予防策4「使わないアプリケーションは終了」
たくさんのソフトを立ち上げていると、CPUに負荷がかかり、パソコンの熱が上がりやすくなります。使っていないアプリケーションは終了して負荷を減らして下さい。